ペットボトルミネラルウオーター 500ml のLCA
ミネラルウォーター2種(国産、フランスから輸入(FR))と水道水のLCAによる比較です。
水道水は、ガラスのコップ(100回使用)に入れるものとします。
![エネルギー消費](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=360x1024:format=jpg/path/s69315abcd3d91390/image/i1fff3feec987a816/version/1321087406/image.jpg)
上からフランス産PET入りミネラルウォーター、国産PET入りミネラルウォーター、水道水のライフサイクルにおけるエネルギー消費です。PET入りはPET製造時のエネルギー消費が高くなっています(青い部分)。リサイクルにより、新たなPET樹脂製造のエネルギー節約になります(黄色い部分)。
PETボトルをフランスから輸送するためのエネルギーよりも、国内でPETを作るための素材(石油製品)を輸送するエネルギーのほうがやや高くなってしまいます。
![温室効果ガス](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=360x1024:format=jpg/path/s69315abcd3d91390/image/i667b831b2708e116/version/1321087602/image.jpg)
上からフランス産PET入りミネラルウォーター、国産PET入りミネラルウォーター、水道水のライフサイクルにおける温室効果ガス(GHG)排出です。エネルギー消費と同じくPET入りはPET製造時にGHG排出が高くい(青い部分)、リサイクルにより、新たなGHG排出の抑制節約になります(黄色い部分)。PETボトルをフランスで製造すると、原子力発電利用率が高くなるため、GHG排出量が低くなります。輸送時のGHG排出量についても、フランスからPETボトル
を輸入するより、国内でPETを作るための素材(石油製品)を輸送するほうがやや高くなってしまいます。